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イングレスの冒頭です。観たことありますか?
ネットフリックスで「イングレス」ってアニメ大人っぽくて面白そうだなぁと思っていたのにスルーしてたんですよ。
観始めたらあら大変。序盤から引き付けられる展開で面白いじゃないか!
そして気づいた。これって何年か前から世界で人気のアプリ「INGRESS」のアニメ化されたやつか!!!
伊集院光のラジオで、それこそ何年か前にイングレスって陣取り合戦アプリにハマっているって言ってたことを思い出した。それか!その時のそれかっ!
観終わったのですが、CGのアニメーションが素晴らしく、ゲームのアニメ化とは思えないストーリーの出来の良さでした。
うん、面白い。
イングレスって名前聞いたことあるくらいでアプリはやったことないです。でも楽しめた。
そしてイングレスってポケモンGOの元のゲームなのか!凄いじゃないか。
面白かったのでレビューになります。観ていない人向けにネタバレなしでの魅力の説明になります。
ちなみに2018年10月くらいにネットフリックスで全11話、世界配信してます。
イングレスってなんぞや?
元々スマホ向けのゲームアプリ。ただ普通のアプリと違うのは拡張現実技術を応用した位置情報ゲームなんですよね。ゲームのフィールドが現実の世界と同じで、Googleマップの地図を使っています。実際に立っているお寺などの建物が「ポータル」と呼ばれるものになっていて、実際にそこに行ってタップすることで自分の陣地にすることができる、そんな感じのゲームです。
何よりもすごいのは開発したナイアンティックという会社。元々googleの社内ベンチャーで、創業者のジョン・ハンケは元googleの副社長。チームにはGoogleマップ、googleアースを開発した主要メンバーが揃っています。そりゃあやばいアプリになるわ・・・・。
公式トレイラー
アニメってどんなあらすじ?
ここは説明するのが難しいので引用使わせて頂きますね。
誠は幼い頃から、触れた物の記憶を読む、奇妙な力を持っていた。
制御できないその力を隠しながら警察の特殊捜査官として働く彼は、
未知の物質「XM」の研究所爆発事故現場で不可解な記憶を見る。
事故の唯一の生存者、サラの指環に残されていた記憶。
それは人が赤い光に飲み込まれ、消失する光景だった。
巨大な陰謀に巻き込まれていく誠。
人間の精神に影響する物質「XM」を巡る戦いが、始まる――。
引用元:TVアニメ「イングレス」公式サイトより
ゲームから派生したアニメって、基本的にストーリーって部分に関しては考えられていないのでアニメの為に後付け設定になり、薄くて面白くないことがほとんど。それくらいアニメ化って難しいんですよね。しかしイングレスはアプリを制作した時点から、物語性っていうのを考えて作られたらしいので、世界観が出来上がっており違和感なく近未来SFアニメとして楽しむことができます。
イングレス自体の簡単な説明をすると、エキゾチック・マターという目に見えない力が世界には散らばっており、これを2つの陣営に分かれて取り合っている、そんな感じです。
ちなみに2つの陣営とは「エンライテンド」「レジスタンス」。
エンライテンドは、エキゾチック・マターが「人類を次のステージに引き上げてくれるもの」と信じており、自然にそれを受け入れようと積極的に利用する人たち。ポータルの色は緑。
レジスタンスはエキゾチック・マターを科学の力と融合させて制御していこう、という人たち。ポータルの色は青。
イングレス誕生秘話
世界200国で配信されているアニメにも関わらず、舞台の始まりは日本から始まっており、主人公も日本人です。嬉しいですね。これはイングレスの開発秘話と関係があるらしいです。
開発者のジョンハンケが数千人の部下を抱え働いている中、悩んだ時に京都で禅のような体験をしたそうです。その際、ものすごいパワースポット的なものを感じたらしく、「このパワーは一体なんなんだろう」と考えた時に、「そこには目に見えない何かがあってそれを感じることが出来たのではないか」「その影響を受けたのではないか」と思ったそうです。
まさしく、それがアプリでも劇中でも話の中心として出てくる「エキゾチック・マター」の概念。
素晴らしいですね。ちなみにジョンハンケさんは日本のアニメが好きで「攻殻機動隊」「電脳コイル」の大ファンなそうな。この二つはブログ主も大好きなアニメなのでなんだか嬉しい笑
ちなみにシナリオに関わったスタッフは「AKIRA」「カウボーイビバップ」が好き、ビジュアルデザインの人はイングレスの世界観作りに「攻殻機動隊」の影響を受けているとか。そりゃ面白い訳だよなぁ・・・。
ちなみにこのお話は電ファミニコゲーマーさんのNiantic・川島優志さんのインタビューで語っています。
TVアニメ・イングレス見どころ!
ずばり!
- CGアニメーションの素晴らしさ
- ゲームから作られたと思えない物語の違和感の無さ
- 11話というちょうど良い長さ
- ジャックというカッコよいおじさん
このあたりですね。ジャックというカッコよいおじさんが物語を面白くしています。
他の近未来SFに比べて見やすいと思います。なぜなら結構親切に劇中で説明してくれるからです。親切~!
まとめ・評価・視聴方法
見て良かった。イングレスで遊んだことがないのに楽しめた。
これって結構すごいと思う。逆にアプリゲームが気になるから初めてみようかなって思ってくるんですよ。普通逆パターンですよね笑
イングレス自体の開発意図は、「外にでない子供たちに、外に出て遊んでほしい」ってところから始まっています。仮想現実を本当にうまく使っているゲームですね。今後もナイアンティック応援したいと思います。
評価
でんのう管理人
視聴方法
2019年2月時点でおそらくネットフリックスだけですね。
本当、ネットフリックスって大人でも楽しめるアニメ多いんですよ。かゆいところ知っているんですよねぇ・・・。
ではでは。
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