コンビニコーヒーの特徴を現役サービスマンが比較するよ【2019年5月最新】

今やコンビニでコーヒーを買って飲むのは普通。

美味しいし、安い。

どのコンビニも、かなり力を入れているので美味しいコーヒーが飲めちゃいます。

良い世の中ですよね。

さて、今回はコンビニコーヒーについてお伝えします。

ちなみに、私は現役でコーヒーマシンのサービスエンジニアをやっており、

各社コンビニコーヒーのレシピ、使用している豆、マシンなど熟知しています

書ける範囲(ここ重要)で、各コンビニのコーヒーに

どんな特徴があるのか?

どのコーヒーが一番おいしいのか?

特徴と比較についてお伝えします。

そしておそらく誰も書けないようなことを書けると思います。

ちなみに今回は、

  • ローソン
  • セブンイレブン

この二つについて書きます。というのもコンビコーヒーって

セブン派 と ローソン派

この二つの勝負な気がしません?

もちろんファミマもミニストップも美味しいんですが、圧倒的にローソンとセブンはファンが多いんですよね。

少しファミマやミニストップにも触れますが、メインはセブンとローソンについての記事になります。

この記事でわかること

・各コンビニコーヒーの特徴

・味の違い

・自分に合ったコーヒー

全て、2019年5月現在に最新情報になります。

コンビニコーヒーの味の違いについて

引用元:Copyright © Lawson, Inc. All Rights Reserved.

まず、味の違いについて説明します。

コンビニコーヒーの味を左右するものはずばり!何かっていうと、

  • 抽出方式
  • 豆の種類
  • 豆の挽き方
  • ミルクの種類(ラテの場合)

大きくわけるとこんな感じです。

豆の種類によって変わるんでしょ~?

って思われますが、もちろんそーです。そーなんですが

コーヒーマシンの抽出方法の方が重要ですね。

「ドリップ」「エスプレッソ」かってことです。

そしてカフェラテに関してはミルクの温度や泡立ちが決め手になります。

下記の表はコンビニ別の抽出方法とメーカーになります。

2018年10月からファミマは新型マシンを導入し始めています。

2019年末には、エスプレッソマシーンを使うのはローソンのみになる可能性大。

ローソンも2018年頃から新型マシーンを導入しています。既存店も順次リニューアルしていますが、味は結構違いますね。

 抽出方式マシンマシンメーカー
セブンイレブンドリップ日本製富士電機
ローソンエスプレッソイタリア製カリマリ
ローソン(新店)エスプレッソドイツ製メリタ
ファミリーマートエスプレッソドイツ製WMF
ファミリーマート(新店)ドリップ--
ミニストップドリップ日本製サンデン

ファミマの新型ドリップのみ、マシンの特定がまだできておりません。

設置している店舗を未だにみたことがない・・・・

「ドリップ」と「エスプレッソ」

ドリップ

ドリップは家庭でも目にすることが多いですね。日本で一番利用されているコーヒーの飲み方です。

ペーパードリップって言うんですが、マシーンの中でこれをやっています。

先ほどの表にもありますが、ドリップ式を使っている代表的なコンビニがセブンイレブンですね。

最近は主流になりつつあります。

特徴としては、日本人の口に合っているコーヒーを出せること。家庭でも親しみ深いので飲みやすいです。

そして抽出するまでは時間が掛かりますが、抽出されたら「ドバーッ」って一気にコーヒーが流れてきます。

エスプレッソ

引用元:©2018 Melitta Ltd. All Rights Reserved.

エスプレッソマシーンを使っているコンビニの代表がローソンですね。

エスプレッソは深煎りの豆を圧力を使って「ぎゅ~~っ」ってコーヒーを抽出します。

なので、より濃厚で香り高いコーヒーになります。そして抽出が早い。出始めが早く、一定の速度でコーヒーが出てきます。

一番の特徴は、コーヒーが泡立つこと。ドリップに泡は存在しません。

それによって香りが閉じ込められるので、とても良い香りが楽しめます。

今度コーヒーを買った時にコーヒーを見てみましょう。泡立っていたらエスプレッソです。

この泡立ちをコーヒー業界では「クレマ」と呼んでいます。

本来のエスプレッソは完璧に抽出できると「3層」に分かれ、一番上から

「クレマ」

「ボディ」

「ハート」

と呼ばれ、きれいな層になります。ただこれは抽出してから10秒くらいしか保てないで、コンビニで買う場合は確認しにくいところですね。

クレマとは?

引用元:Copyright (C) 2011 Ambrosia. All Rights Reserved.

 

クレマの正体は深煎りしている豆から発生する炭酸ガスの泡。

圧縮してコーヒーを抽出しているので、豆から出る炭酸ガスは逃げ場が無くなり水の中に溶けだします。

これがコップに注がれたとき、逃げるように表面に現れます。これがクレマの正体です。

画像一番上の細かい泡がクレマです。

中間がボディ。下のコーヒー部分がハート。

エスプレッソでしか現れない美味しさの層なんですね。

あと豆知識ですが、エスプレッソの方がカフェインは少ないです。知っていましたか?

エスプレッソは短時間で抽出するので、豆からカフェインが溶け出しにくく、ドリップに比べてカフェイン量が少ないんですね。

ではまとめです。

ドリップの特徴

 

・親しみやすい日本人にあった味わい

・コンビニの主流になりつつある

・抽出は時間が掛かる

・セブン・ミニストップ・ファミマ新店が使っている

エスプレッソの特徴

 

・深入り豆を使う

・濃厚な味わい

・カフェインが少ない

・泡立ち「クレマ」があるから香りが高い

・抽出が早い

・ローソン、ファミマ既存店が使っている

では実際に各コンビニの特徴を説明していきます。

セブンイレブンの特徴

引用元:Copyright (C) SEVEN-ELEVEN JAPAN CO.,LTD. All Rights Reserved.

セブンイレブンはドリップ式のコーヒー。

客が自分でコーヒーを入れるセルフ型です。

個人的に、ここ最近一番おいしいんじゃないかって思ってます。

セブンはドリップこそ日本人の口に合うんじゃないかってことで

日本製のマシンを使いドリップ式を採用しています。

さっきあんだけクレマの説明しておいてドリップ美味しいっておいっ!

っておもいますよね、すみません。

でもドリップも本当に美味しいんですよね。

あとカフェラテがめちゃめちゃ美味しい。

正式にはイタリアじゃないしエスプレッソでもないのでカフェオレですけどね笑

私はセブンのマシンのみ関わっていないので、詳細まではわかりませんが

カフェラテで使われているミルクの抽出の遅さ、見た感じから察するに加工乳ですね。

セブンの公式でも「ラテ専用の濃厚なミルク」と言っているので間違いないでしょう。

あきらかに他のマシンの味と違います。

ローソン、ファミマは通常の紙パックで売っているような「成分調整牛乳」を使用しています。

でも美味しいんだよなぁ・・・。

余談ですが、ミルクを特殊な濃厚ミルクを使っているとなるとマシンの管理が難しいはずです。

温めたり泡立てたりしていると必ずミルクが凝固してミルクチューブなどを汚すんですよね。

それも脂肪分が高いとなおさら。店員さんの清掃が行き届いていないと・・・ヤバイやつですね。

余談ですが、昔セーブオンってとこでは3.8~3.9%の乳脂肪分の牛乳を使っていてマシン内でミルクがかなり詰まる案件がありました。こんなことからわかるように濃厚なミルクを使う程管理が難しくなるってことですね。

【セブン特徴まとめ】

・ドリップ式

・飲みやすい日本人向けのコーヒー

・カフェラテが一味違う

・全店共通の完全セルフ型

・メニューがいたって標準

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ローソンの特徴

ローソンは、ひとくくりにするのは難しいです。

店によってマシンが違う

「トゥーオーダー」と呼ばれる、カウンター内で店員さんが作るタイプでの抽出はイタリア製のエスプレッソマシンを使っている可能性が高いです。この白いマシンですね。

引用元:© 2016 CARIMALI – All rights reserved

新しい店舗や、セルフ(客が自分で作る)マシンが設置されている店舗は、ドイツ製のマシンになります。

この黒いマシンですね。ちなみにこの新しいマシンは車買えるくらい高いです

メリタ製 XT-6 カフィーナ

引用元:©2018 Melitta Ltd. All Rights Reserved.

どちらもエスプレッソマシンで同じマチカフェレシピ、同じ豆を使用していますが

味は正直違います。

これは純粋にマシンの違いによるものなので仕方ないと思うしかないですね。

エスプレッソが飲める!

ローソンはドリップではありません。

エスプレッソマシンなので、香り高い濃厚なコーヒーの味が特徴です。

ブレンドS・M・Lはブレンド用のライトな豆を使用。

アイスコーヒー・カフェラテ・モカは深煎りの濃い豆を使用。

アイスコーヒーは氷で薄まることを前提に深煎りを使用するのが鉄板ですね。

抽出が早く、新しいマシンだと抽出時間のみで計算すると23秒くらいでコーヒーMが抽出できます。

こだわりのカフェラテ

ローソンはカフェラテが美味しいです。通常の牛乳を使っているので、正統派カフェラテです。

そして新しいマシンの方がより美味しいですね。

ローソンのカフェラテの味の特徴として、他のコンビニよりもミルク感が強いです。

単純に割合をみればわかります。

カフェラテM:170ml

コーヒー量:37ml

ミルク量 :133ml

これが正式な量になります。コーヒーすくなっ!っておもいますよね。

実際に、「ミルクの味が強い」とかクレームがきたりします笑

レシピ通りやっているので、間違いなく他のコンビニと比べてローソンがコーヒー少ないってことなんですけどね。

常にメンテナンスを通して量と温度は調整するのですが、もちろんずれるのでカフェラテMの量は

170ml±5gってとこですね。

ローソンはミルクの抽出に力を入れていて、

温めたミルク(スチームミルク)

泡立ちミルク(フォームドミルク)

をバランスよく抽出することで、程よく泡立ちの良いミルクを再現しています。

泡立てるためにミルクに細かい空気を「ぶわぁぁーー!」っと入れるのですが

空気を沢山入れる→たくさん泡立つが温度が高くなる。

空気を少し入れる→きめ細かい泡になるが温度が低くなる

この関係をかなりシビアに設定しています。

全てを泡立ちミルクにしても空気感が強くなりすぎるので、ただ温めたミルク(スチームミルク)も抽出しているんですね。

ん~、奥深い。

これがエスプレッソと組み合わさると、香り豊かなカフェラテとなるんですよね。

もはや、エスプレッソマシーンを使うコンビニがローソンだけになる可能性もあるので

逆に他社との差別化が図れるかもしれません。

個人的にはエスプレッソ好きなので、ローソンはこれを貫いて頂きたい。

メニューが豊富!

長くなりましたがあと一つ、メニューが多いのもローソンの特徴ですね。

  • ゴディバコラボのショコラカフェ
  • 桜ゼリーラテ
  • リプトン フルーツインティー
  • パナマゲイシャ

など、季節限定も含めて、メニューが豊富です。

いつも冬の頃だけ、イエローブルボンって特殊なブレンド豆を使ったりします。

結構、コーヒー好きにはたまらないメニューが多いんですよね。

あとトゥーオーダー店限定ですが、「シングルオリジン」と呼ばれるカフェインレスコーヒーが飲めます。

カフェインを取りたくない人、妊娠中の人にとってはとても嬉しいメニューですよね。

あとは全店舗ではないですがローソンにはメガサイズがあり、かなり満足にコーヒーを飲めます。

さて、まとめです。

【ローソンの特徴まとめ】

・エスプレッソ式

・香りが非常に良い

・マシンによって味が違う

・メニューが豊富

・カフェインレスコーヒーあり

ローソンが人気なのはメニューの豊富さとエスプレッソならではの深い味わいがあるからですね。

コンビニコーヒーの比較まとめ

 

結局どっちが美味しい?

なんて質問は野暮です。

どっちも美味しいじゃんっ!!!

そしてドリップとエスプレッソで抽出方法が違う時点で比較対象になりません。

しいていうならば・・・

いつでも飲みやすいのがセブン

ゆっくり楽しみたいときはローソン

って感じですかね?

本記事でも一度話していますが、ドリップの方がカフェインは多く溶けだしているので

眠いから飲むってときはセブンの方が良いかもしれませんね。

特に最近のローソンはコーヒーMを24秒前後で抽出できてしまうので、カフェインはあまり溶けだしていません。

ちなみにコーヒーの仕事をしている自分は、車を運転していて近くにあったコンビニのコーヒーを飲みます笑

つまり、どこのコンビニも美味しいってことです!笑

聞きたいことがあればコメントに書いて頂ければ答えますので。ではではノシ

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