「ブラックミラー:バンダースナッチ」という映画を知っているだろうか?
NETFLIXが試みた、まったく新しい映画。
それは
「映画の中で視聴者が選択をして結末に導く」
というものだ。まるでゲームのような映画。
本当にNETFLIXはやばいものを作ってくれるよ・・・。
そしてそれを超面白いドラマ「ブラックミラー」でやってくれるんだもの。
最高としか言いようがない。
この記事を見てくれている全ての人へ。
是非、ブラックミラーバンダースナッチを観て欲しい。
何も知らない人
少し聞いたことがある人
全ての人に楽しく観て欲しい映画なので、ネタバレなしで紹介します!
- ブラックミラーとは?
- バンダースナッチとは?
- バンダースナッチの魅力!
これらについて書いていますので、視聴の参考にして頂ければ嬉しいです。
目次
ブラックミラーとは?
「ブラックミラー」とは、もともとNETFLIXが制作したオリジナルドラマです。
2019年5月現在で第4シーズンまで配信されています。
6月には第5シーズンも配信が決定しています。
どんなドラマかって、一言で説明すると
【近未来SF+世にも奇妙な物語】です。
近い未来には実現できていそうなデバイスやガジェットが登場し、それにともなう皮肉なストーリーが特徴。
ヒューマンドラマに近いかな?かなりダークな内容です。
そしてもう一つ大きな特徴としてオムニバス形式をとっています。
1話ずつ、話の内容もキャストも全て違います。
個人的には面白すぎる。ここ最近みたドラマの中ではダントツで面白い。
知っている人は知っているけど、なんでここまで面白い作品なのに知名度が高くないのか理解不能。
まずはブラックミラーを観て世界観を体感してみて欲しいです。
ブラックミラー:バンダースナッチとは?
ブラックミラー:バンダースナッチはブラックミラーを主軸にして作られた
「インタラクティブ映画」ってやつです。。
なんだそれ?って思いますよね。
インタラクティブ映画っていうのは「視聴者の選択によってエンディングが変わる映画」なんです。
いや、そもそも選択って何よ?どゆこと?
そう、この映画、視聴中に選択肢が現れます。
例えば・・・
質問:朝食だよ~。コーンフレークどっちがいいかな?
①ケロッグ ②フルーツグラノーラ
みたいな感じ。この選択を積み重ねて、視聴者ごとのエンディングを迎えます。
「観る」ってより「体験」に近いです。
選択肢によって、複数の結末が用意されている・・・よもやゲームですよね。
では、あらすじを見てみましょう!
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バンダースナッチのあらすじ&トレイラー
あらすじ
1984年、ビデオゲームの開発チャンスを得た若いプログラマー。
ファンタジー小説に基づくゲーム開発に取り組む中、現実とパラレルリアリティが混同し始める。
NETFLIX ブラック・ミラー:バンダースナッチより
雰囲気は公式トレイラーを観て頂ければわかりやすいです。
1分30秒なので是非見てみて下さい。
バンダースナッチのみどころ!
①インタラクティブ的要素
まず一つ目は先ほども説明した視聴しながら参加する映画という点。
朝の番組の「投票するにはリモコンのdボタンで投票してね☆」とは一味も二味も違う。
軽いものだと主人公がカセットテープで「どっちの音楽聞こうかな?」って選択肢がでたり。
そして選んだアーティストの曲が映画の中で流れる。
大きいものだと人が死ぬような選択肢もに出てくる。
更には①と②の選択肢があった時、①を選んだ場合のみ③の選択肢が出てくるという場合もある。
そしてこの「視聴者が選択するシステム」の一番面白いところは
「選択行動をとった主人公に自分を投影してしまう点」にあると思う。
様々な分岐点で選択を迫られ、自分の思ったように選択していくことになるのだが、その選択が未来をガラっと変えてしまう。時には人も死ぬ。
映画を体験していくうちに責任の一端をかつぐような、そんな気持ちになってくるのだ。
②手の込んだストーリー
インタラクティブ的要素はブラックミラーとの相性が非常に良いと感じる。
それはダークでシリアスな内容だからかもしれない。
劇中で主人公は、過去に執筆された「バンダースナッチ」という小説を基にゲーム制作を進めていく。
しかしそのバンダースナッチを執筆した人物は次第に様子がおかしくなってしまった。
このような事実も映画に非常に絡んでくる。
そして基本的に暗い描写で続く映画の中で、ドラッグ、過去のトラウマ、殺人・・・・様々な出来事が複雑に交差していく。
主人公はバンダースナッチの執筆者と同じ結末を迎えるのか、ハッピーエンドが待っているのか。
様々な選択を超えて結末を迎える。しかしその結末は一つではなく、視聴者の選択に委ねられ複数の答えにたどり着くのだ。
ブラックミラー:バンダースナッチのまとめ
バンダースナッチとは、劇中に出てくる「読者によって展開が変わる小説」でもある。
そして主人公はそれをコンピューターゲームにしようと奮闘する。
そしてその行方を視聴者である我々が選択していく。
なんて複雑で面白い映画なのだ!
この感じだと選択している我々を更に誰かが選択したりしているのかもしれない・・・。
まるで鏡と鏡を向かい合わせて永遠と奥まで鏡が続いているかのような、そんな感覚に陥る・・・。
なんてオカルトチックだが、とても面白い試みだと思う。
すでにインタラクティブ映画の第二弾がNETFLIXでは放送しているので、これからもしかしたら増えていく要素になるかもしれない。
まだ「ブラックミラー:バンダースナッチ」を観ていない人は先にブラックミラーのドラマで世界観を満喫してから、バンダースナッチを楽しんで欲しい。
オススメです。
本編、ブラック・ミラーも超面白いので、是非見て下さい!
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