海外ドラマ「ダーク」シーズン1まとめ!ネタバレ解説あり

ドイツ産の難解ドラマ「ダーク」を1話ずつ読み解こう!!

ということで1話ずつ

  • 何が起きているのか
  • 重要な点

このあたりについて書いていきたいと思います。

正直、4話~5話くらいまで意味不明祭りです。

ただ、段々と”タネ”が明かされていきます。

そこからは本当に面白いです。ただ、理解するまでに非常に時間が掛かるだけ。

「登場人物がわけわからん!」って人は多いはず。

本記事でも簡単に説明しますが、詳しく知りたい人は下記の記事を見れば大丈夫です!

難解ドラマ「ダーク」シーズン1 相関図と登場人物を整理しよう(ネタバレあり)

それでは見ていきましょう!

ダークの登場人物

カーンヴァルト家

ヨナス:父を亡くし精神的に弱っていた主人公。

ミハエル:首吊り自殺をして手紙を残した人物。

ハンナ:ミハエルの妻。

イネス:ミハエルの母親。

ニールセン家

ウルリッヒ:元不良の警察官。

カタリーナ:ウルリッヒの妻で学校の校長

マッツ:失踪したウルリッヒの弟

マグヌス:ウルリッヒの息子(長男

マルタ:ウルリッヒの娘

ミッケル:ウルリッヒの息子(末子

ドップラー家

ヘルゲ:耳を怪我している爺さん

シャルロッテ:警察でウルリッヒの同僚

ペーター:シャルロッテの夫で精神科医

フランツィスカ:シャルロッテの娘(長女

エリザベート:シャルロッテの娘(次女

グレタ:ヘルゲの母親

ティーデマン家

レジーナ:ホテルを経営している

アレクサンダー:原発所長、レジーナの夫

バルトシュ:ヨナスの親友

クラウディア:レジーナの母親

エゴン:クラウディアの父親

グレッツェン:1953年に飼っていた犬。

その他の登場人物

エリック:1話にて失踪していた少年

ヤシン :エリザベートのボーイフレンド。

ウェラー:目を怪我している警官。

ダーク:1話「秘密」

1話の時点で情報過多でキャパシティを超えます。

あらすじと重要なポイントを押さえていきましょう!!

1話のあらすじと内容

1.ミハエルが首を吊る

2019年6月21日

男が手紙を書いて首を吊った。

手紙には「11月4日午後10時13分まで開けるな」と書いてあった。

2.カーンヴァルト家とニールセン家

ヨナスが家で起きる。2階ではウルリッヒハンナが情事の最中。二人は不倫関係。

ヨナスは精神科医の先生であるーターと話す。

イネスが原発の施設が2020年に閉鎖されることをラジオで聞いた。

ウルリッヒ・ニールセンの家では、ミッケルが奇術師フーディーニの恰好をして手品を見せた。

3.警察で

警察では失踪したエリックの両親の姿があった。ウルリッヒシャルロッテが親をなだめる。

エリックの失踪についてウルリッヒとシャルロッテは相談する。ウルリッヒの弟である”マッツ”も実は33年前に失踪していた。

4.学校で

久しぶりに復帰したヨナスを迎えるバルトシュ。ヨナスのいない間にエリックが行方不明になっているようだ。

5.老人介護ホームで

老人介護施設では白髪のおじいさんが「また起きる」と何度もつぶやく。

6.青い部屋で

謎の青い部屋では、昔の音楽番組を流していた。その中には耳をふさぐ”エリック”の姿があった。

7.中盤~終盤

バルトシュからエリックが洞窟の中に「ヤク」を隠していたことを聞く。ヨナスバルトシュマルタマグヌスミッケルの5人はヤクを探しに行くことにした。

一方学校では、エリックの失踪について校長のカタリーナ・ニールセンが集会を開き、子供の親たちから情報を集めていた。病院から抜け出してきたヘルゲドップラーが戯言を言いながらやってくる。

ミハエルの母親であるイネスは、「開けるな」と言われている手紙を開封した。

洞窟を探している5人は謎の現象に遭遇。ライトが点滅しだして森に異変が起きる。必死に逃げる5人だがいつのまにか”ミッケル”の姿が無くなっていた。必死で探したが見つからない。ウルリッヒも必死で探索するがやはり見つけることが出来なかった。

8.ラスト

捜索していたウルリッヒシャルロッテは森の中で子供の死体を発見する。しかし、それはミッケルではなかった。

一方、青い部屋ではエリックが椅子に拘束され謎の危惧を装着されていた。

1話の重要なポイント

  • ミハエルが首つり自殺をする
  • ウルリッヒとハンナは不倫している
  • 学校では”エリック”が失踪している
  • ウルリッヒの弟も失踪していた
  • ミッケルが失踪した
  • 物語終盤、謎の少年の死体

1話の重要な部分はこのあたりですね。

エリックがいる部屋は何なのか?見つかった少年はなんなのか?

とにかく、伏線の多い始まり方なのでこの時点で難しくなりますが、登場人物を整理しながら観ることが出来れば少し理解は進むはずです。

ダーク:2話「嘘」

2話のあらすじと内容

1.謎の少年

シャルロッテは森で発見された少年の死体の解剖結果を聞いていた。目のあたりを熱傷しており、何故か耳を損傷していた。それも、強い遠心力や圧力が掛ったような耳石のはがれ方をしていたということだった。

2.洞窟で

ウルリッヒは洞窟で失踪したミッケルを探す。しかし洞窟の中で見つけたのは、原発のマークが書いてある謎の扉だった。

3.森で

マグヌスは森の中でフランツィスカに問う。エリックの麻薬を探すとき、何故森の中にいたのかと。マグヌスは怒りの矛先をどこに向ければ良いのかわからないでいた。

一方、ペーターは車の中で行方不明のラジオを聞いて涙を流していた。

4.警察署で

森で発見された少年の遺体についてシャルロッテが全員に報告する。身元は不明で目を損傷していること。服装は80年代風。少年に付着していた土は今の時代のものではないこと。そして首から1986年製の1ペニヒ通貨をぶら下げていた。報告中ウルリッヒがシャルロッテに、洞窟の中に扉が存在したことを話す。

ウルリッヒは、弟であるマッツが33年前に失踪したことに関係があると踏んでいた。

5.ホテルで

レジーナ・ティーデマンの経営しているホテルに1話から出ている”謎の男”が泊まりにきた。

そして洞窟からフードを被った男が現れた。

”謎の男”は部屋で何やらごつい機会を取り出す。

6.マグヌスとヨナス

マグヌスはミッケルを発見できなかったこと、自分のせいかも知れないことを後悔し、手が血だらけになるまで壁を殴った。

ヨナスは屋根裏から、何やら謎の地図を発見する。そこには様々なメモが書かれていた。

7.青い部屋

青い部屋では科学のテレビが流れている。エリックが拘束される形で椅子に座っており、目の部分に謎の機械を当てていた。

8.ウルリッヒ

ウルリッヒは、息子のミッケルが間違って原発に入ったかも知れないと所長のアレクサンダーに懇願するが相手にしてもらえなかった。

ウルリッヒが警察に帰ると、ハンナが待っていた。相変わらずウルリッヒの事が好きなようだ。しかし、ウルリッヒは息子が失踪したこともあり乗り気にはなれなかった。

ウルリッヒはミッケル失踪の手がかりをみつけ、エリックの父親を疑い家に向かう。しかしそこにあったのは大量の大麻だった。

9.それぞれの想う人

2019年)ハンナとヨナスは父親の話をする。話の途中で急に明かりがつく・・。一方、カタリーナはウルリッヒに「真実を話して」と伝えハグをする。

そんな時、街全体の明かりが点滅。間違いなく何かが起きていた。シャルロッテが警察署から出てみると、大量の鳥が落下し死んでいた。

2019年)謎の男は、ホテルの一室で「ミッケルはどこへ?」と書かれた新聞に「Who(どこへ?)」の部分を「When(いつ)」とペンで書き加えた。

終盤.ミッケルは生きていた

ミッケルが洞窟から出てきて、自宅へ向かう。しかし、自宅から出てきたのは幼い頃のウルリッヒだった。新聞を見てみると1986年・・・・ミッケルは33年前に来ていた。ウルリッヒはミッケルをよけて、カタリーナとバイクに乗って学校へ行った。

補足・・・カタリーナ、2019年ではウルリッヒの妻であり、学校の校長をやっている人です。

2話のポイント

  • 物語ラストにミッケル登場!
  • タイムスリップした?

ダーク:3話「過去と現在」

3話から、本格的に1986年の話が始まります。ここから時代がわかるように記載しておきます。

3話のあらすじと内容

1.ウルリッヒの家で

1986年)ミッケルはウルリッヒの家(自宅)を訪れる。家にいたヤナ・ニールセン「マッツはどこへ行ったの?」と泣いていた。

2.学校で

1986年)ミッケルは学校に向かう。学校では「マッツ・ニールセン」が失踪したと書かれる張り紙が大量に貼ってあった。校内でカタリーナハンナたちに出会う。

補足・・・ミッケルのいる33年前はウルリッヒの弟である「マッツ」がちょうど行方不明になった年。

3.原発所長

1986年)クラウディア・ティーディマンが娘のレジーナを車に乗せて運転していた。女性初の原発所長になる日だった。原発所の入り口でヘルゲ・ドップラーと話す。1986年ではヘルゲの父親ベルント・ドップラーが所長をやっていた。

補足・・・クラウディアの娘のレジーナは2019年ではホテルの支配人でバルトシュの母親ですね。

4.牧場で

1986年)牧場では羊が33頭一斉に死んでいた。その現場に警察のエゴンが赴き、事情を聴く。昨日まで羊たちは元気だったという。

5.警察署にて

1986年)ミッケルは警察署で自分がウルリッヒの子供だと主張する。しかし、警察のエゴンは信じない。特にウルリッヒは不良で問題児のため、ウルリッヒの嫌がらせだと勘違いする。

補足・・・警察であるエゴンは「エゴン・ティーデマン」。原発所長になったクラウディア・ティーデマンの父親である。

6.原発所にて

1986年)記者のトロンテ・ニールセンクラウディアを待っていた。クラウディアは「正気なの?」と問うがトロンテは彼女を口説く。手をさすり合う彼らは、どうやら大人の関係のようだ。

クラウディアは現原発所長であるベルント・ドップラーから所長の引継ぎを行う。所長から知らない方が良いこともあると注意を受ける。

7.警察署にて

1986年)警察にイネスが訪れる。ミッケルがどこの子だかわからない状態の為、病院に連れていくことになった。

8.ウルリッヒとエゴン

1986年)エゴンはウルリッヒの家へ行き、彼を疑う。牧場で羊を殺したのはウルリッヒだと考えたからだ。しかし、特に収穫はなかった。

9.病院にて

1986年)ミッケルは診査を受けるが異常はなかった。身寄りもなく、途方に暮れていたミッケルに手を差し伸べたのは看護師のイネスだった。包帯を巻いてくれたイネスに「自分は未来から来た」とミッケルは伝える。

10.原発所長

1986年)クラウディアは引継ぎを行う。ベルントがカギを渡す。二人の向かった先は洞窟だった。クラウディアは洞窟に降りて先へと進んだ。扉を開けたその場所には、大量の危険マークの書かれたドラム缶があった。

11.また何かが起きる

1986年)エゴンが森に来た時、大量の鳥が空から落ちてきていた。一方、ミッケルのいる病院では全ての照明がチカチカ状態。ウルリッヒはバス停で座っていた。電球はチカチカしている。ハンナが合流し、世紀末みたいだねと話した。

12.それぞれが

2019年)ウルリッヒは武器を持ち出し、ミッケルを探しに洞窟へ足を踏み入れる。

1986年)一方ミッケルも一人洞窟へ入ります。

2019年)ウルリッヒは原発のマークが書かれた扉が怪しいと踏んで、農具でひたすら扉を叩いたところ・・・足を滑らせ「助けて!」と叫んでいたミッケルらしき声を耳にします。

その頃、時計屋のおやじはトランクケースに入った謎の装置をいじっていました。

3話のポイント!

・ミッケルが訪れた33年前ではウルリッヒの弟である”マッツ”が行方不明になっていますね。この33年前というのが重要なポイントになります。

・看護師のイネスの名札には”I,カーンヴァルト”と書いてありましたね。カーンヴァルト家といえばヨナスとミハエル。ミッケルに優しくしていますね。ということは・・・・?

・原発所長の引継ぎで、危ないドラム缶を目の当たりにしたクラウディアですが、2019年の所長はアレクサンダー。彼も実は何かを知っているのかもしれません。

ダーク:4話「二重生活」

まだまだ伏線を貼りまくります。でもこの回辺りから段々と引き込まれていくかも。

4話のあらすじと内容

冒頭

背中に刺青の入った男。ブラックホールについて話す。

ヘルゲがうつろな目で「チクタク・・・」とつぶやいていた。

1.ドップラー家

2019年)フランツィスカは妹のエリザベートが勝手に口紅を使ったことに、ガチギレ。

シャルロッテエリザベートを学校に送る途中、道に設置した監視カメラを回収した。

ペーターは父ヘルゲの元に行く。

2.ミッケルを追う

2019年)ヨナスは屋根裏で見つけた洞窟の地図を持って、一人洞窟に向かう。

一方ウルリッヒは警察に出勤しておらず、ミッケルのベットで寝ていた。すでにミッケルが失踪して36時間が経っていた。

シャルロッテは早速、設置カメラの映像を見る。そこには車が写っていた。そしてその車は夫であるペーターの車だった。電話を掛けてカマを掛けてみるが、少し何か隠している様子だった。

3.フランツィスカの行動

2019年)フランツィスカは学校の授業を受けていた。そこにマグヌスが入ってくる。スマホで時間を確認し、フランツィスカは教室を出る。向かった先は森の中だった。謎の小さな箱から何かを取り出し、手に入れる。

4.鳥の謎

2019年)大量に落下して死んでいた鳥の結果が出た。森で発見された謎の少年と同じように、耳石がはがれて死んだとの結果だった。白い斑点模様はチェルノブイリ原発事故から現れた変異体・・・という事は何かしら原子力と関係がありそうだった。

5.謎の箱

2019年)授業終わり、フランツィスカの元にマグヌスが現れる。森の中で箱から入手していたものが札束だとわかる。街を抜け出すための金らしい。フランツィスカは自身の家庭が壊れていることを話す。ペーター)は男が好きでそれを妻(シャルロッテ)も知っている事。嘘で塗り固めた日常に嫌気がさしていること。

前から気になり合っていた関係のマグヌスフランツィスカは唇を交わした。

一方、シャルロッテは、ドップラー家が所有している山小屋に地下室があることを発見していた。

謎の箱について・・・実はこの箱が何かについては、シーズンを通しても未だに語られていない謎のままの部分です。

6.エリザベート

2019年)親の迎えが来ないエリザベートは、痺れを切らして歩いて帰る。シャルロッテペーターは必至に探すが見つからず、捜索が始まる。もうだめだと思っていた夜、フラッと自宅に帰ってくる。

歩いて帰ってくるにしても、こんなに時間が掛かる?と問うと「ノアに会っていた」と話した。その人から、ママが昔持っていたものだ、と懐中時計を貰ったらしい。シャルロッテは懐中時計を受け取り中身を見ると「シャルロッテへ」と書かれていた。

懐中時計・・・エリザベートがノアから渡された「懐中時計」も謎多きアイテムです。時計という事、ノアから渡されたという事を踏まえても重要アイテムです。時計職人と関係がありそうですね

7.ラスト

2019年)ヘルゲは森を彷徨い「あの人を止めなければ」と言っていたが警察に保護され病院に移された。病院でも同じことを言い続け「ノアを止めなければ」と看護婦に話していた。

エリザベートのボーイフレンド”ヤシン”が一人森を歩いていた。そこに”ノアの使い”なる人物が現れた。

4話のポイント

超重要人物「ノア」が初めて会話の中で出てきました。彼は物語の中心となる人物なので要チェック!

ヘルゲの謎の行動が目立ってきましたね。明らかに何かを知っており、特にノアに関して関係がありそうですよね。

・フランツィスカと森の謎の箱を使ってやり取りしている人物がいるはず。現金を渡したりと謎が多いですね。

今回の話くらいまでが、ひたすら伏線を貼っていく物語なので、そろそろ回収が始まります。ここからどんどん面白くなってきますよ!

ダーク:5話「真実」

5話のあらすじと内容

冒頭

2019年)今年に入ってエリック、ミッケル、ヤシンが行方不明となり、3件は関連があると報道された。

エリザベートは母から「ノアがどんな人間だったのか」詳しく問われる。シャルロッテはペーターにも、監視カメラの写真を見せて「ミッケルの失踪に関係あるの?」と問いた。

1.バルトシュ、ハンナ

2019年)バルトシュは家で、暗証番号が掛かっている電話と向き合っていた。すると非通知で電話が掛かってくる。出ると「やぁバルトシュ」と言われる。電話の相手はノアだった。

「謎の男」がホテルを出ていく。その際「ヨナス・カーンヴァルト宛」に荷物を送った。

ハンナウルリッヒの家に差し入れを持っていく。妻のカタリーナは不倫していることがわかっていそうな素振りだった。雨だからウルリッヒは出勤ついでに送ることになる。

2.ノア登場

1986年)に戻っミッケルは病室で寝ていた。そこにイネスの紹介で教会から訪れたという「ノア」が現れた。

2019年)ハンナウルリッヒの関係が崩れていく。ハンナはずっと昔から本気でウルリッヒの事が好きだった。

1986年)ウルリッヒとカタリーナはセックスの約束をしていた。強要するわけではなく、むしろカタリーナからお願いしていた。

3.ミッケルとウルリッヒ

1986年)イネスは孤児施設の人間と話し、来週の水曜日に引き取ることになった。

現代、ウルリッヒシャルロッテと話す。33年前に弟が失踪した時、警察は酒飲みで役に立たなかったから自分が警察になると決めたらしい。

ウルリッヒの話す”酒飲みの役に立たない警官”というのは、1986年に仲が悪かった警官”エゴン・ティーデマン”のこと。

4.ミッケルとハンナ

2019年)ヨナスバルトシュの家の近くのベンチに座る。そこにホテルに泊まっていた「謎の男」が座って話をする。

1986年)ミッケルは病院のベンチに座る。そこにたまたまハンナが座り話しかける。奇術師フーディーニの話をして自己紹介をした。

2019年)マルタの演劇を見にヨナスが訪れる。父が自殺せず、PTSDにならなければ自分たちは一緒に居たのか、マルタに問うとキスをした。

一方、バルトシュはノアと接触する。

5.ハンナがやばい

1986年)ウルリッヒカタリーナのセックスを目撃したハンナ。ウルリッヒを手に入れたいハンナは親に嘘を付く。ありもしない話をでっちあげ、カタリーナがレイプされたとして警察のエゴンに垂れ込む。結果、ウルリッヒは逮捕された。

6.ミッケルの真実

2019年)バルトシュノアとの話を終えて車から出てくる。

ヨナスは部屋に謎の包みがあることに気づく。(謎の男が送ったもの)中身を見ると探索に使えそうな丸いライト、何かを調べる道具・・・・そして手紙が入っていた。

それは「11月4日、午後10時13分まで開けるな」と書かれたボロボロの手紙だった。

「親愛なるヨナスへ」と書かれたその手紙は失踪したミッケルからの手紙であり、父親ミハエルからの手紙だった。

自分は、2019年11月4日、10時13分にタイムトリップして1986年に行ったこと。大人になり、ミッケルはミハエルとなったが、居場所がなかった。そんな自分を許して欲しい。そのような内容だった。

失踪したミッケル=父親ミハエルという真実を知ったヨナスだった。

一方、ホテルを後にした「謎の男」ことは時計屋に赴き「時間について聞きたい」と話をする。

5話のポイント

・とうとう「ミハエル」の正体が明かされましたね。ここから物語が一気に面白くなります。「この日まで開けるな」という手紙は、時が来るまでに開けてしまうとタイムパラドックスが生じてしまうから?ですかね。

・ハンナのメンヘラっぷりが爆発していますね。まじでこの女どうかしていますよね。でも個人的にハンナ結構可愛いとおもうんですよね・・・おかしいかな。

ダーク:6話「世界は創られる」

6話の内容とあらすじ

冒頭

1986年)カタリーナは森の中で縛られて助けを呼んでいた。

2019年)ウルリッヒは1986年のマッツが行方不明になった事件の資料テープを聞く。マルタとマグヌスは学校へ行く時、母親カタリーナと衝突する。

2019年)ウルリッヒは親の家を訪れる。トロンテに弟マッツが行方不明になった時にどこにいたか聞く。トロンテが家を外した後、ヤーナに質問する。証言テープでは警察に父トロンテは家にいたと話しているが実際は留守だったこと。何故嘘を付いたのか。ヤーナは当時から、原発所長になったクラウディアとトロンテが浮気していたことを知っていた。そしてマッツ失踪時にも、クラウディアと寝ていたことがわかった。

1.探索開始

2019年)ヨナスは謎の男から貰ったライトと探索道具を持って洞窟を探索することを決意する。

カタリーナは机の上にあったウルリッヒの通話履歴を発見する。そこに書かれていた電話番号に電話すると通話口にはハンナが出た。(ここでハンナとの浮気疑惑が浮上する)

2.ウルリッヒとレジーナ

2019年)ウルリッヒはマッツ失踪時の最後の目撃者”レジーナ”に話を聞きに行く。

レジーナの母クラウディアと、自身の父トロンテの浮気についても聞く。レジーナは「マッツだけは誰の事も悪く言わなかった、何故失踪したのが彼なのか、彼の代わりにあなたが消えれば良かったのに」と皮肉を言う。

というのも、レジーナは当時不良のウルリッヒとカタリーナにいじめられており、森に縛られたのであった(6話冒頭のシーン

その時にマッツが助けれてくれて、代わりに森を一緒に出て送ってくれたのである。そしてその際に森で行方不明になってしまったのであった。

この話をしても謝らないウルリッヒに怒りをぶつける。しかしウルリッヒも「その腹いせでレイプをでっちあげたんだろ」と反撃する。

しかし新たな事実が浮かび上がる。ウルリッヒはレイプ事件をレジーナが垂れ込んだと思っていた。これはハンナがカタリーナに「レジーナが警察に垂れ込んでいた」と嘘を付いたからである。

しかし事実はハンナが垂れ込んでいた。その後警察署で資料を見たウルリッヒは、ハンナが垂れ込んだ事実を知った。

ハンナに問い詰めに行くと、「あなたが欲しかった」と正直に言われる。しかし完全に関係はこじれた。

3.洞窟で

2019年)マルタは演劇で素晴らしい演技を披露するが感情が入りすぎて泣き崩れる。

2019年)ヨナスは赤い糸を辿って、洞窟の探索を進めていた。謎の男から貰った「磁器を計る道具」を駆使して奥まで行くと扉を見つける。ヨナスは扉を開け、奥へと進んだ。

その瞬間、町全体のライトが点滅する。一方、ペータートロンテはペーターの所有する山小屋の地下室にいた。

トロンテの手には「午後9時17分」と書かれた手帳がある。他にも時間が記載されている。

レジーナカタリーナは殴り合いのケンカをする(一方的にレジーナが殴られている)

4.ラスト

1986年)ヨナスは洞窟を抜けてバス停に行く。すると車が通りかかった。酸性雨だから乗っていきなよ!と声をかけたのは、33年前のハンナ。ヨナスは33年前にタイムスリップしていた

ウルリッヒは森で見つかった遺体を確認しに行く。遺体にはマッツと同じアゴの傷がある。遺体は33年前に失踪した弟マッツだった。

6話のポイント!

この回も非常に重要な回。

新事実がどんどんと出てきて、頭が混乱してきます

終盤のペーターの山小屋。トロンテの手帳には時間が掛かれていましたね。ヨナスが洞窟の扉を開いた瞬間が「午後9時17分」だとするとあの手帳にはタイムリープをする時間が掛かれている可能性が高いですよね。

そしてトロンテはマッツ失踪時にアリバイがない。ペーターもミッケル失踪時にアリバイがありません

もしかするとこの二人はタイムリープに関して、非常に関わりのある重要人物かも知れませんね。

ダーク:7話「岐路」

7話のあらすじと内容

冒頭

耳を怪我した子供が「青い部屋」にいる。

これは昔の記憶。2019年にそんなことを思い出した男がいた。

ヘルゲ・ドップラーだった。

1.森の死体

2019年)森で発見された少年の死体が「死後10時間前後」という事がわかった。

ウルリッヒは冷凍保存された可能性を聞くがそんな訳はなかった。

しかし死後10時間のはずもない・・・

何故なら死体は弟マッツだったからだ。

2.ヨナスとエゴン

1986年)ヨナスはタイムスリップした時代で学校に行く。

イネスミハエルの事を当時のレジーナに聞くがわからなかった。

1986年)エゴンはあと3か月で警察を退職だが、マッツの事件を追う。

ヘルゲにマッツ失踪時、どこに居たいかを聞くと

「森の道を通らず州道を通って帰った」といった。

2019年)ウルリッヒは事件の資料を調べるとヘルゲ・ドップラーが怪しいと感じる。

シャルロッテに電話でヘルゲが怪しいと訴えるが、

今は老人ホームで認知症もあるから、

ミッケルの失踪には関係がないと言われてしまう。

1986年)ヨナスが雨の中歩いているとパトカーが通る。

エゴンが運転しており、

雨に濡れた見慣れないヨナスをみて病院まで送る。

街は発電所が出来てから変わったという。

3.病院で

1986年)ヨナスは病院のベンチに座る

ミッケル(父ミハエルでもある)を発見する。

声を掛けようか悩んでいると「謎の男」が現れる。

2019年でも謎の男に会ったことがあるヨナスは困惑する。

謎の男曰く、ここでミッケルと会ってしまうと未来が変わりヨナス自身が生まれなくなるから危険という。

そもそも、ウルリッヒの子供であるミッケルヨナスの父だとすると、恋仲であるマルタはヨナスの叔母になっていまう・・・・そんなことも含めてヨナスは信じたくなかった。

4.ウルリッヒ

2019年)ウルリッヒは、妻カタリーナ浮気がバレて超やばい状態。

「母ヤナもマッツの事ばっかりでクソ家族だなっ!」

とカタリーナから罵声を浴びせられる。

ウルリッヒヤナマッツの話を聞きに行く。

するとヤナから謎の話が浮上する。

ヤナには警察に言っていない話があり、それは

マッツ失踪の1週間前、家の前で司祭が男と口論していた

というものだった。

そして今朝も司祭と口論していた男を目撃したらしい。

謎なのは”その男”は

33年前から一切変わらない、歳も服も全く同じだったこと

そしてその男は片耳を怪我していた。

その男は1986年の「ヘルゲ・ドップラー」だった。

5.シャルロッテ

2019年)夜、シャルロッテは車で一人ヘルゲの山小屋に行く

到着後ペーターに電話をかけ、父ヘルゲが所有している山小屋を何故処分しないのか、誰かに貸したのかを聞く。

ペーターが最初に山小屋に行ったのはいつか聞いた。

ペーターは1987年にここに越してきた時は

山小屋を知らなかったという。

電話口での動揺から、

何かしら秘密を握っていることは間違いないようだ。

1986年)ヨナスは再び洞窟の扉へ。

すると2019年でもライトチカチカ現象が発生

(このチカチカはタイムリープの際に発生することがここで判明する)

2019年)同時刻、山小屋の地下室にいたシャルロッテは部屋の隅で青い壁紙の残骸を発見する。

2019年)ヨナスは無事2019年戻る。

翌朝、ハンナ「父さんは愛していたよ」と伝え、ハンナを強く抱きしめた。

6.ウルリッヒとヘルゲ

2019年)ウルリッヒは再びヘルゲのいる病院に潜入する。

しかし姿はない。側には変な人形の置物があった。

机には「時空の旅」という本があり、中から赤いヒモのメダルが付いたネックレスを発見する。

ウルリッヒは病院からいなくなったヘルゲを追う。すると洞窟にたどり着いた。

2019年)一方、1986年から現れたヘルゲは山小屋の地下室から

死体を地上に持ってきて、森に消えていった。

死体はヤシンだった。

ポイント

人形の置物は4話ラストでヤシンが出会ったノアの使いの近くにあった人形と同じもの。つまり「ノアの使い」と言うのは1986年のヘルゲの可能性が高いですね。

さらに赤いヒモのネックレス。これは1話にて青い部屋でエリックが首から下げていたものですよね。

更に86年ヘルゲが地下室から地上に持ってきた死体の首にも同じ赤いヒモのネックレスが・・。

 

7.裸の男

裸の男が床を洗っている。背中には細かく何かが描かれた刺青が入っていた。男は”ノア”だった。

壁には「5.11.1953」「9.11.1953」と書かれていた。

7話のポイント!

ヘルゲの怪しさMAX!!

結構重要な回なので、キー情報を抜粋。

  • ヘルゲは過去、青い部屋にいた事がある
  • ヘルゲはタイムスリップが出来る人間
  • 森で発見された死体はマッツ
  • ライトチカチカはタイムスリップによるもの
  • 山小屋の地下室は青い部屋?
  • ヤシンをさらったのはヘルゲ
  • ノアもタイムスリップ可能

2019年にも40代くらいの姿で現れている「ヘルゲ・ドップラー」

間違いなくタイムスリップ可能です。

息子のペーターも前回の話で山小屋で何かやっていたので

ペーターも何か事情を知っていそうです。

疑問

ヨナスが1986年で、ミッケルに出会い何かしらのアクションをし、ハンナと結婚しなくなった時点でヨナスの存在はえていたのでしょうか?このあたりから、タイムパラドックスの話が絡んできて非常に難しくなってきます。

ダーク:8話「因果律」

8話目から、1953年の時代にも突入します

より一層、内容がわけわからなくなってきますので、登場人物を整理しようの記事も同時に見て頂くとわかりやすいです。

8話の内容とあらすじ

冒頭

1953年)ヘルゲ少年は原子力発電所の建設現場へと、自転車で向かっていた。

そこには、現役バリバリの警官エゴンの姿が。というのも、建設現場で2人の少年の遺体が発見されたからだ。

1.ウルリッヒが・・

1986年)時計屋と謎の男がワームホールについて話をしている。ブラックホール=入口。ホワイトホール=出口。ワームホールはその時間と空間をつなぐ通り道らしい。

2019年)ウルリッヒは、ヘルゲを追って洞窟を探索する。すると床に打たれた楔と赤いヒモを発見する。辿っていくと、扉にあたり、中に入った。

補足・・・洞窟の中にあったくさびと赤いヒモは、ヨナスが家の屋根裏から見つけた地図を使って洞窟をT探索した時に見つけたもの。おそらくこれを辿っていけば、タイムスリップできる扉に行きつく。

2.変死体

1953年)家に帰った泥だらけのヘルゲは母親グレタ・ドップラーに怒られる。そこにベルントが帰ってきた。

エゴンは2人の変死体を検視官のところに観に行く。

死体には見たことがない可愛いユニコーンの刺青と、1986年製のコインペンダント。そして衣服は「made in china」と書かれていた。未来人ともいえるあり得ない出来事に困惑する。

3.ヘルゲとウルリッヒ

1953年)ヘルゲドップラー家が所有している例の山小屋で一人遊んでいた。帰り道、いじめっ子にいじめられる。

いじめられ帰ろうとしたところ、なんとウルリッヒが現れる。「パジャマのじじいみなかった?」と聞くが知らないという。

ウルリッヒはジジイのヘルゲを追うが見つからず、車に乗った貴婦人に声を掛けられる。彼女は息子の「トロンテ」とこの町にきて、エゴンを探しているという。ウルリッヒは困惑する。貴婦人の名前は「アグネス・ニールセン」だった。ウルリッヒの親であるトロンテが子供の姿で現れて、その母親も現れたのだ。

補足・・・ウルリッヒは2019年のパジャマ姿のヘルゲを追ってきた結果、1953年に来てしまった。このウルリッヒの過去の登場が重要となってきます。

4.ヘルゲとウルリッヒ2

1953年)ウルリッヒは時計屋に行って、主人に「本の背表紙にある人物はお前か?」と尋ねる。違うと言われ、今は1953年だと説明される。時計屋の主人は「H・Gタンハウス」と名乗った。

ヘルゲティーデマン宅の扉を叩く。そこにはクラウディア・ティーデマンの姿が。ヘルゲ少年はクラウディアから勉強を教えてもらっているのだ。

勉強中、先ほど車で訪れたアグネストロンテがやってくる。二人はエゴンを頼りにウィンデンの街に来たのだった。

時計屋に若い頃のヤーナ・ニールセンが来る。そして二人の少年の死体が見つかったことを友達と話す。

この話を聞いたウルリッヒは時計屋を飛び出した。警察に行き2人の死体が誰だったかを聞く。そこにエゴンが現れ説明を聞いたところ、ミッケルではなさそうだった。

クラウディアトロンテに森を案内する。犬のグレッツェンを連れて歩いていたヘルゲは洞窟にたどり着く。そこでグレッツェンが逃げ出し、洞窟の中に入ってしまった。びびったヘルゲは逃げ出した。

5.ウルリッヒとヘルゲ

1986年)時計屋HGタンハウスと謎の男が話している。過去が未来を変えるように、未来も過去に影響される。過去と未来は相互関係にあるとのことだった

1953年)ウルリッヒは、塀に座っている少年のヘルゲを発見する。ヘルゲウルリッヒに「探していた人は見つかった?」と優しい言葉を掛ける。

ヘルゲの持っている”小箱”のなかには鳥の死骸が入っていた。「君が殺したのか?」と質問する。「殺していない、僕は集めているだけ」と答えるヘルゲ。

しかしウルリッヒは「いつか君は弟を殺す・・・・息子も」と言う。その瞬間、ヘルゲは危険を察知し逃げる。ウルリッヒは追っていき追いつき、近くにあった石でヘルゲの耳を殴りまくる。瀕死のヘルゲを山小屋近くの地下室に持っていく。そしてそこに寝かせた。

6.HGタンハウス

2019年)白髪の女が壁一面に、色んな時代の人物を相関図として作っていた。ヨナス=ミハエルという線も書いている。何かをしっているようだ。白髪の女、それはクラウディアだった。

1986年)謎の男タンハウスが話している。謎の男はウィンデンの街を変えるために未来から来たという。ワームホールを使い1986年にタイムトラベルしたとのことだった。これを使えば33年前と、33年未来に行くことが可能とのことだった。

数か月前、原発の事故でエネルギーが噴出した。このかばんの装置はその過程を反復できる装置だった。謎の男はこの装置を直して過去に行き、この装置を壊すことが目的だった

しかし、タンハウスは出て聞け!と拒んだ。

1953年)タンハウスはウルリッヒが店に置いていったジャケットからスマートフォンを発見する。「なんだこれ・・?」と思いボタンに触ると画面が光り驚く。

1953年)ウルリッヒは森の中で首を吊ろうとするが・・・・

8話のポイント!

はい、1953年が出てきた時点で驚くほど意味不明になってきましたね!笑

・ウルリッヒは、ヘルゲの死んだ鳥を収集するのをみて「やはり危険、ミッケルとマッツを殺したのはヘルゲに違いない!」と確信してしまい、殺そうと思ったのですね。

・1986年の時点で原発所長になったクラウディアがラストに相関図を作って登場しました。彼女は今後重要人物になること間違いなしですね。

・謎の男はこの歪んだウィンデンの負のサイクルを断ち切るために、装置を直して更に過去に行き装置を壊そうと思ったってことですよね。

ダーク:9話「すべては今」

9話の内容とあらすじ

1.ヘルゲ失踪

1953年)ヘルゲがいなくなったことが大っぴらになってきて母グレタは心配する。警察のエゴンの元にドップラーが訪れ「全財産を投げうっても探して欲しい」とヘルゲを心配した。

アグネスドリスに服をあげる。10年一緒にいるエゴンが、仕事ばっかりで家にいないことを打ち明けていた。

一方、グレタヘルゲが失踪したことをきっかけに牧師ノアに悩みを打ち明ける。

2.ウルリッヒ逃走

1953年)ウルリッヒが歩いているところをエゴンが発見する。ウルリッヒは逃げるが土地勘の強いエゴンに洞窟の前で捕まってしまう。

エゴンウルリッヒに「2人の少年を殺したのはお前か?」と聞くが、ウルリッヒは「ありえない、ヘルゲが死んだで時間を変えた」と発言。意味不明だお前っ!!ってことでエゴンに逮捕される。

一方、地下室に捨てられたヘルゲは死んでおらず、目を覚ました。

3.ハンナとカタリーナ

1986年)ある男が森の中で逃げている。胸には傷があり、重症だった。

1986年)ウルリッヒの釈放が近づいていた。カタリーナは「警察にチクった奴がわかったらぶちのめす!」というと、ハンナは「レジーナじゃない?ティーデマンの孫でしょ?」と煽りカタリーナに嘘を流す。

そしてウルリッヒが釈放される。母親のヤナエゴンに「マッツの捜査から外れろ!ウチに近づくなぁ!!」と罵声を浴びせた。

補足・・・以前レジーナとカタリーナがつかみ合いのケンカをしていましたが、これはハンナの嘘が原因でここまで仲が悪くなっていたってことですね。レジーナ可哀相・・。

4.レジーナを助けた男

1986年)クラウディアが洞窟に入り、音の出る測定器を使い中を進む。一際音が大きくなる場所があった。そこには、黄色いプルトニウムのマークが書かれたドラム缶が大量にあった

そして別方向なら何かが近づいてい来る。それは33年前に行方不明になっていたネコのグレッツェンだった。

1986年)ウルリッヒカタリーナがイチャイチャしていると、レジーナが通りかかる。ハンナの告げ口があったせいで、レジーナが「レイプしたと嘘を付いた本人」とされ、腹蹴りされる。そこに突然、男が現れる。

森で逃げていた男だった。カタリーナに本物の銃を突きつけ、追っ払うことが出来たが、男自身も瀕死の状態。病院へ行くことを嫌がるので、レジーナは家で看病することにした。

男の名前はアレクサンダー」。2019年に原発所長をしている彼だった。

5.クラウディア

1986年)夏の事故の事を含めて原発所長であるベルントに話を聞いたクラウディア。夏の夜間に起きた事故はヘルゲと一部の原発作業員のみ知っているとのことだった。ボーナスを与えて隠蔽したらしい。

1986年)エゴンはマッツ失踪時の調書を取りにヘルゲの山小屋へ。ヘルゲは山小屋で居留守を使い隠れる。

1986年)アレクサンダーは森の中で何かを隠している。2冊のパスポートと本物の銃だった。自分の顔の写った一冊はボリス・ニーヴァルト」と書いてある。もう一冊は「アレクサンダー・ケーラー」で別人の顔だった。

アレクサンダーという名前はどうやら別人の名前らしい。

そしてその姿を見ている女の子。ハンナだった。

1986年)アレクサンダーが仕事を探しにクラウディアの元に行く。レジーナの紹介だった。元々溶接工をやっていたという。また明日来ると言い、好感触で終わった。

6.青い部屋

?)青い部屋で、ヘルゲノアがいた。部屋にある、いすのような謎の装置がタイムマシーンらしい。この装置を完成させて、我々が世界を作るのだ!とノアは意気込んでいた。

7.アレクサンダーの秘密

2019年)ハンナは家で何かを取り出す。それはアレクサンダーが森に隠した銃とパスポートだった。おそらく、33年前にアレクサンダーが隠した後、掘り返して手に入れたのだった。

8.カタリーナ

2019年)シャルロッテの元にカタリーナが現れ、ウルリッヒが消えたことを告げる。息子が消え、夫は浮気していた上に行方不明になったので非常に取り乱していた。

2019年)マグヌスとフランツィスカがイチャイチャしている。マルタヨナスに連絡を取るが繋がらない。

2019年)ハンナの家に暴走したカタリーナが訪れる。ウルリッヒとの浮気についてガチギレ。最高にこじれた。

9.クラウディア出現

2019年)バルトシュ・ティーデマンが家でゲームをしていると、白髪のクラウディア・ティーデマンが現れる。自身のおばあちゃんだが、初対面だった。レジーナはバルトシュに「おばあちゃんは死んだ」と語っていたらしい。また会いに来ると言い、昔の写真を渡し出て行った。

10.ハンナの願い

2019年)ハンナが仕事でアレクサンダーをマッサージしていた。ハンナは森でアレクサンダーが隠した時に使った「袋」を出し、「ボリス・ニーヴァルト」の名前を口にし、アレクサンダーを脅す。目的はウルリッヒを破滅させることだった。

アレクサンダーはすぐに電話をかけ、ウルリッヒの身元調査と、トラックに積まれた容器について指示を下す。

補足・・・アレクサンダーが電話を掛けた相手はシャルロッテの部下の警察の人間。原発のプルトニウム缶についての秘密を共有している協力者かもしれない。

11.ラスト

2019年)レジーナは謎の男が泊まっていたホテルの部屋を見てしまう。そこには、ミッケルなどの行方不明者の資料が壁一面に貼られていた。

2019年)バルトシュは車に乗り込む。中にはノアがいて「私の提案に乗るか?」と質問し、バルトシュは頷いた。

2019年)雨の夜、ペーターが行っていた男娼婦の元に謎の男が現れる。近くに止まっているトラックの中に入ると中には黄色いプルトニウムの缶があった。

1953年)時計屋タンハウスが、ウルリッヒの置いていったスマホを改造していた。そこに白髪のクラウディアが現れる。そして図面を広げる。それはあの謎の男の持っていた装置の設計図だった。

クラウディアは「これを作って欲しい」と告げる。これは何?と言われると「時間の流れを正すものよ」と応えた。

9話のポイント!

・ハンナの暴走が止まらない。恋沙汰に関しては、全部ハンナのせいですね。メンヘラパワー全開。

・クラウディアがかなり重要そう!!ラストのシーン、1953年にも関わらず白髪のクラウディアが現れたという事は、あきらかに2019年の頃からタイムスリップしていますよね。

ダーク:10話「アルファにしてオメガ」

シーズン1最終話です。色々と

10話のあらすじと内容

冒頭.ミッケル失踪当日

2019年)ペーターは山小屋で一人つぶやいている。そこに突然”時空のゆがみ”が発生し、少年の死体が落ちてくる。名前を見ると「マッツ・ニールセン」だった。あまりの出来事に困惑し、とりあえずマッツの親であるトロンテに電話をする。

クラウディアは詳しい説明は後で、先にマッツをあるべき場所に移すと指示をだした。

1.バルトシュ・ヘルゲ

2019年)精神が不安定になっているマルタの元にバルトシュがやってくる。優しくハグをした。

2019年)老人ホームからヘルゲがいなくなったことが今更発覚し、シャルロッテが老人ホームに出向く。

補足・・・老人ホームからいなくなってどこに行ったのか?ヘルゲを追っていたウルリッヒは1953年に飛んでしまいました。

2.イネス

2019年)イネスヨナスは父ミハエルについて会話をする。イネスミハエルが未来から来たことを知っていた。託された手紙をヨナスに渡す。イネス自身も、ミハエルがまさか自殺するとは思わなかったらしい。

1986年)イネスミッケルが病室で話をする。フーディーニが好きなだけあって、手品が相当レベル高い。

3.ウルリッヒ

1953年)警察に掴まったウルリッヒは写真を撮られながら、根掘り葉掘り質問されるが、未来のことを話すばかりで頭がおかしいと思われている。そのまま、牢屋に入れられた。

4.バルトシュと戦闘

2019年)ヨナスが学校に行くとバルトシュが待ち構えていた。マルタに色々聞いたらしい。バルトシュとヨナスは道に転がりながら喧嘩をしていた。マルタが止めた(お前のせいだろ笑)

5.時計屋で

1986年)時計屋に再度、謎の男が現れる。謎の男が持ってきた装置があるからこそ、時計屋は装置を製作することが出来たとタンハウスは語った。どちらにも始まりがない”パラドックス”である。

6.ペーター

2019年)シャルロッテ

ペーターに電話をして「父親が子供の頃誘拐されたことがある?」と質問する。53年に誘拐されたらしく、今から66年前だった。33年という周期にシャルロッテは気づき始める。ペーターが話があるというがシャルロッテは電話を切った。

7.ヘルゲ

1986年)ヘルゲが山小屋に行くと、2019年のヘルゲが座っていた。86年ヘルゲは誰ですか?といい困惑するが、2019年ヘルゲは「同じ過ちを繰り返すな」と忠告する。ビビッて逃げ出す86年ヘルゲだった。

8.山小屋で

2019年)山小屋の中で、ペータートロンテが話をしている。トロンテ曰く、彼女の予言は今までずっと当たってきているそうな。今日で、全てが一新されるらしい。

補足・・・ここでいう彼女とはクラウディアのこと。

9.イネス

1986年)ノアヘルゲが話している。弱気になっているヘルゲに「もう苦しまなくていい」と声をかける。ヘルゲがノアに「次の目標は誰だい?」ときくと「ヨナス・カーンヴァルト」と答えた。

1986年)イネスは児童の引き受けに立ち会うが、「やっぱり自分と一緒にすむ」と言い始める。そして「あの子に好かれているから!」と理由を付けて、自分で引き取ることにした。

ヨナスは1986年の森に来ていた。森で鳥の写生をしている少女と出会い、少し言葉を交わす。この少女はシャルロッテである。

2019年)シャルロッテは過去の新聞や資料を見ていたが気になる点が。

ヘルゲ・ドップラー(9歳)が1953年11月10日に行方不明・が写っていた。

さらに「この男は児童殺害犯?」と書いてある写真付きの新聞。写真はウルリッヒだった。

一方、ウルリッヒはというと牢屋に入れられ、集団リンチに合っていた。

10.タイムマシン

ヨナスミッケルを救うために病院にくる。しかし、ミッケルの病室には「ノア」がいた。すると後ろからハンカチを当てられ眠らされる。

ヨナスは青い部屋で目を覚ます。扉の小窓が開き「謎の男」が話しかけてくる。ヨナスが手紙を燃やしたことマルタの事が好きなことなど全て知っていた謎の男は未来のヨナスだったのだ

彼曰く、青い部屋は洞窟の上にあり、この装置はタイムマシンとのことだった。未来のヨナスが言うには、君を青い部屋から出してしまうと今の自分はいない、だから出すことができないと言った。手紙はこのまま君が33年間持ち続け、逆に33年前の自分に渡すことになるとのことだった。

手紙の行方について・・・ミハエルが自殺する際に書いた手紙は、イネスからヨナスに渡されます。ヨナスはそのまま33年間持ち続けます。そして33年前にタイムリープし自分に渡す。このサイクルがずっと続いているようです。

11.ヘルゲ事故る

1986年)ヘルゲが夜、車に乗り運転していた。そこに横から急に車が激突する。血だらけになりながらも、ヘルゲは生きていた。追突してきた車内を見ると、そこには2019年のジジイのヘルゲが乗っていた!!

2019年)シャルロッテが過去の新聞を見ている。”1983年11月13日木曜日ー交差点で事故”・・・ヘルゲの事故が新聞に載っていた。ペーターから山小屋に来てくれと連絡が入る。

補足・・・老人ホームから抜け出した2019年のヘルゲ1986年に来ていたんですね。同じ過ちを繰り返さないように、自分を止めるために、過去の自分に車で突撃した彼はやむなく失敗。これが必然だったのか、これも含めて同じことが繰り返されているのか・・・難しいところです。

12.ノアとバルトシュの会話

2019年)ノアバルトシュに「もうすぐ全てが始まる」といった。大人のヨナスが穴を破壊する。彼は気づいていない。パラドックスだ。未来のヨナスが装置に入れたセシウムは穴を壊すものではなく、起点を作り出すものだと

2つの種類「光」と「闇」が存在し、我々は光に属するとバルトシュに言う。

13.装置を起動させる

未来ヨナスは洞窟で装置を作動させた。

2019年)シャルロッテペーターと合流する。カタリーナは行方不明になったウルリッヒに電話する。

全ての時間軸で電球が点滅し電波干渉が起きる。

1953年では、ウルリッヒによって地下室に幽閉された少年ヘルゲの前に時空の歪みが発生する。

2019年ヨナスがいる「青い部屋」にも同じ時空の歪みが発生した。二つの部屋は穴によってつながる。

ヨナスとヘルゲは不信に思いながらもお互い手を伸ばし触れた瞬間・・・

ヘルゲはヨナスのいた青い部屋に飛ばされる。

一方、ヨナスはクラウディアのいた全ての人間の相関図を壁一面に貼った部屋に飛ばされた。

ヨナスが外へ出ると、そこは荒廃した世界。しかしドローンが飛んでいた。軍用車に乗ったゲリラ組織のような人間たちに捕まり「未来へようこそ」と言われ銃で殴られた。

補足・・・ヨナスを殴った未来人は「未来へようこそ」と言っている。という事は、ヨナスが過去から飛んできた人間だと知っているという事になる。

10話のポイント!

・勢力は二つに分かれていた!

ノアが言うには、自分たちが光の存在。シーズン1が終わった時点では、ノア以外にバルトシュ、1986年のヘルゲがこっち勢力の可能性が高い。逆の勢力には、クラウディア、ヨナス、ミッケルあたりでしょう。2ではこのあたりの戦いが明確になっていくのではないでしょうか。

謎の男=未来のヨナス

なんとなく、感づいていた人もいると思いますが、謎の男が未来のヨナスでしたね。

全話のおさらい

どうでしょうか?

シーズン1でもこのボリューム。シーズン2では

  • 1953年
  • 1986年
  • 2019年

この3つ以外にも、時間軸が増えそうで、更に内容が難しくなりそうですね・・。

ちなみに失踪した人はこんな感じ。

ミッケル

1986年11月5日にタイムスリップ

2019年11月4日の夜に失踪

 

マッツ

1986年10月9日 失踪

2019年11月5日 遺体発見(死後16時間前後)

 

エリック

2019年10月22日に失踪

またシーズン2も近いうちまとめます。

登場人物のまとめはこちら!

ダークの登場人物と相関図!

それではまた。

2 COMMENTS

田中 大志

突然コメント失礼します。
私は最近この作品を見始めた高校2年生です。
難解な内容に見るのをやめようとしていた時に、このまとめサイトに出会いました。
おかげでなんとかシーズン1見終わることができました。ありがとうございました。
そしてシーズン2を見始める前におさらいとしてもう一度サイトを見ていたらこのサイトの間違えに気づきましたので指摘させていただきます。

一つ目は2話目のあらすじ内容で

終盤.マッツは生きていた

マッツが洞窟から出てきて、自宅へ向かう。しかし、自宅から出てきたのは幼い頃のウルリッヒだった。新聞を見てみると1986年・・・・マッツは33年前に来ていた。ウルリッヒはマッツをよけて、カタリーナとバイクに乗って学校へ行った。

とありますがここはマッツではなくミッケルだと思います。

二つ目は10話のあらすじ内容で

5.時計屋で

2019年)時計屋に再度、謎の男が現れる。謎の男が持ってきた装置があるからこそ、時計屋は装置を製作することが出来たとタンハウスは語った。どちらにも始まりがない”パラドックス”である。

とありますが謎の男がタウンハウスのもとを訪れたのは1986年だと思います。

三つ目は10話ののあらすじと内容で

冒頭.ミッケル失踪当日

2019年)ペーターは山小屋で一人つぶやいている。そこに突然”時空のゆがみ”が発生し、少年の死体が落ちてくる。名前を見ると「マッツ・ニールセン」だった。あまりの出来事に困惑し、とりあえずマッツの親であるトロンテに電話をする。そしてトロンテはクラウディアに電話した。

クラウディアは詳しい説明は後で、先にマッツをあるべき場所に移すと指示をだした。

トロンテがクラウディアに電話したとありますが作中にその様な描写は無くクラウディア
が突然現れました。

以上になります。高校二年生のガキが偉そうにすみません。
これからも映画や海外ドラマの解説や考察頑張って下さい。
応援しています。

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電脳さん

ご指摘ありがとうございます。
コメントを頂いた時点で、すぐに修正して致しました。
大変うれしいコメントもありがとうございます!

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