今日は映画「死霊館」について書きたいと思う。
ひと昔前に、「SAW(ソウ)」シリーズがめっちゃ流行ったの覚えていますかね。
そのソウを作ったジェームズ・ワン監督が起用されて作られた実話ホラーが今回紹介する
「死霊館」
ちなみにこのくだりやっておいて
私は別にソウは好きじゃないです。
やたらグロくてスプラッターに近い気がして・・・・
でもこの死霊館はとても好き。
かなり良くできている作品だと思うんですよね。
ってことでこの記事では
- 死霊館ってどんな映画?
- 死霊館のみどころ!
- ネタバレ感想
この辺について書きたいと思います。
死霊館を見たことない人 → 死霊館ってどんな映画?
観るか悩んでいる人 → 死霊館のみどころ!
観たけど、みんなどう思ってるんだろ?って人 → ネタバレ感想
こんな感じで観て頂ければ嬉しいです。
ネタバレ感想はクリックで表示するので安心してみて下さいね!
ちなみに死霊館シリーズの時系列のまとめた記事はこちら
目次
死霊館ってどんな映画?
実話を基に作られたホラー映画
2013年に公開され全米で大ヒットとなったホラー映画。
1971年に実際に起きた事件「ペロン一家事件」をもとに作られた映画です。
主人公は超常現象研究家のウォーレン夫妻。この夫妻も実在します。
この夫婦が今までの事件の中で
「最も邪悪で恐ろしい事例」
って言っているヤバイ事件です。
アメリカのロードアイランド州に引っ越してきたペロン一家。
夫・妻5人の姉妹の7人家族ですが、引っ越し早々様々なことが起きます。
- 全ての時計が3時7分に止まっている
- 異臭がする
- 娘が夢遊病のごとく、タンスに頭をぶつける
不可解なことが起きすぎて不安になったペロン一家は近くの教会に相談。
その時に司祭様からウォーレン夫妻を紹介される。
こうしてウォーレン夫妻はペロン一家が引っ越してきた家を解明していくことになります。
でも協会から進められるほどのウォーレン夫妻って何モノなんでしょうか?
ウォーレン夫妻について
夫のエド・ウォーレンは、カトリック教会が唯一公認した
「非聖職者の悪魔研究家」です。
カッコイイですね。本当の話ですよこれ。
「悪魔の棲む家」ってなんとなく聞いたことありますよね?
この悪魔の棲む家(正式にはアミティヴィル事件)を調査・解明したのも
何を隠そうウォーレン夫妻なんですよ。
そんな幾多の事件を解明してきた夫婦が一番やばい事件って言っていたのが
今回のペロン一家事件。
ちなみに妻のロレインは透視能力を持っていて
映画を観る限りエドよりも霊感が強そうな感じ。
ちなみに今作のキャストとして
- エド役 → パトリック・ウィルソン(写真右)
- ロレイン役 → ヴェラ・ファーミガ(写真左)
と個人的に最高のキャスティングだと思っています。
ヴェラファーミガが最高。
ヴェラがどれだけ素晴らしくて美しいかは今は置いておいて・・・・
ただ、二人ともそんなに有名ではないものの
演技派で面白い映画によく出ています。
映画をより面白いものにしている大事な要素になっています。
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死霊館のみどころ
では「死霊館」のどこが面白いのか?
世界的にヒットし、一般評価も非常に高いのは
- 物語の面白さ
- ドキドキハラハラが止まらないホラーの展開
この二つが素晴らしいからに他ならない。
物語の面白さ
最初にも書いていますが
「死霊館」は実際に起きた事件のお話です。
そもそも始まりは死霊館のプロデューサーであるトニー・デローザ=グランドが20年前にロレイン・ウォーレンのインタビュー音声を夫のエドから聞かせてもらってのが始まり。
作られた話じゃないので物語のリアリティが増すんですよね。
やっぱり実話の方が興味が出る上に
「本当にこんなことあったのか・・・」
と当事者の気持ちを考えたりと楽しみ方が増えますね。
そして本当にやばい事件だったからこそ
やばい事がたくさん起きます。
とにかく色んな事が起きてくれのでかなりテンポが良いです。
ずっしりとした話なのに中だるみするシーンがなく
飽きさせない展開。
心霊現象が起き、ポルターガイストが起き、幽霊が出てきて憑依され、カトリック教会に助けを求めて悪魔祓いを行って・・・
アメリカ映画ならではの鉄板でもありますが
これこそが本当の話であり、本命の話でもある。
なんせウォーレン夫妻は悪魔の棲む家よりもやばい事件って言ってますからね。
ドキドキのホラー展開
映画を実際に見たらわかるんですが
一つ一つのホラー演出がかなり上手く作られています。
そしてホラー演出多すぎ。
心臓が足りない。
自分は当時映画館で観たのですが、発狂しそうでした。
最近改めてテレビでみてもやっぱり怖い・・・。
でもね・・・・
とっても重要なのは
ジャンプスケアだけのホラーじゃないってこと。
陳腐なホラーは突然「ワッ」って脅かすような演出ありますよね?
これがジャンプスケアって言われるもので
古いホラー映画とかでずっと使われてきた演出方法なんですよ。
これが悪いわけではないんですが、これは使えば使う程
しょっぼーい映画に成り下がっていく気がするんですよね。
だって、だれでも突然「ワッ」ってやられたら驚きますよね?笑
このやり方でホラー演出とか言っている映画はクソですね。
脱線しましたが、死霊館はそもそも起きていることが怖いんです。
それの蓄積とちょっとした演出によって
じわ~じわ~
っと怖いゲージがたまっていきます。
勿論、ぎゃあああ!!!!ってなる怖さも持ち合わせているんですが、
意味のない脅かしではなく
心霊現象としての怖さ、憑依と悪魔祓いっていう馴染みはないけど現実的な怖さってのがひしひし伝わる作品です。
ネタバレ感想
ここからはネタバレ感想になります。
観たい人はクリックして表示して下さい。
まず序盤から続出する心霊現象が
ドキドキゲージをどんどん上げていきます。
時計が3時7分で止まる。
娘のシンディが夢遊病のごとく歩き出しタンスに頭をぶつける。
キャロリン夫人に見覚えのないアザが出来始め、ハトが家にぶつかる。
末っ子エイプリルがローリーという見えない友達と話し出す・・・・
そして極めつけはかくれんぼのシーン。
幽霊がタンスから手を出し手を叩くシーンは鳥肌が止まらない。
そしてその夜に娘のナンシーが足を引っ張られ
「扉の向こうに何かいる・・・」と怯えるシーン。
ドキドキの止まらないシーンが終始続き、ホラー演出のレベルの高さがハンパじゃないです。
そのあとの奥さんが地下室に閉じ込められ、マッチであかりを灯すシーン。
闇から手が現れて手を叩くシーンは心臓が飛び出たのを強く覚えています・・・笑
あまりにもやばすぎるために、ウォーレン夫妻がバチカンに悪魔祓いの依頼をするため証拠を集める必要があり、
家中に機材を設置して検証していくシーンも、これから「どうなるんだろう」とワクワクが止まりませんね。
そしてロレインが地下に落下してからの
キャロリン夫人の壮絶な悪魔祓いのシーンはこの映画一番の見せどころですね。
結局、無許可でエドが悪魔祓いをはじめますが、悪魔との闘いが正直笑っちゃうほど怖くて面白いかったですね。
死霊館のまとめと評価
死霊館の魅力伝わったでしょうか?
今作「死霊館」が大ヒットしてくれたおかげで
スピンオフである「アナベル 死霊館の人形」や、「死霊館のシスター」などシリーズが多くできました。
シリーズを通して非常に面白い映画になっているのでまずは「死霊館」を観ましょう!
でんのう管理人
死霊館が見れる動画配信サービスは?
私は今回Huluで視聴しました。
主な配信サービスは
- Hulu
- TUTAYAプレミアム
- U-NEXT
このあたりですね。
2019年5月現在、amazonプライムでは配信されていないようです。
Hulu
Huluは月額で約1000円で全て見放題な上、2週間の無料期間があります。
「アナベル 死霊館の人形」も配信しているのでこちらも見てほしいですね。
Huluの登録手順がわからない場合はこちらを参考にしてみて下さい。
TSUTAYAプレミアム
TSUTAYAプレミアムは動画見放題プランってのがあるんですが
作品ごとに別途お金がかかるので正直少しコスパが悪いかもしれません。
ただ、死霊館シリーズは全て配信されていますので一番楽に見ることが出来ますね。
U-NEXT
月額1990円と少し高い。
U-NEXTも死霊館シリーズはほとんど配信されているのですが、別途ポイントが必要になり1作品400円前後かかります。
ただ31日間無料体験もあるので、使っていない人はこれを使って400円前後だけで視聴することは可能です。
それではまた。
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