映画「ノックノック(Knock Knock)」を観たのですが
なかなかの内容だったのでご紹介します。
キアヌ・リーブスが出演しているので観たのですが・・・
どうかしてました、この映画。
胸糞としか言えないです。
ということで
- ノックノックの概要
- ノックノックのあらすじ
- みどころ!
- ネタバレ感想
- 評価とまとめ
- 視聴方法
について書いていきます。
ネタバレ内容に触れるところはクリックで表示にしていますので観ていない人も安心してみて下さい。
色んな意味で最悪な映画:ノックノック
制作国:アメリカ
制作年:2015年
監督 :イーライ・ロス
キャスト:キアヌリーブス
キャスト:ロレンツァ・イッツォ
キャスト:アナ・デ・アルマス
イーライ・ロス監督による、ホラー・スリラー映画。1977年に制作された映画「メイク・アップ」のリメイク作品なっています。
映画:ノックノックのあらすじ
建築家のエヴァン(キアヌリーブス)は芸術家の妻との間に二人の子供を授かり幸せに暮らしていた。
ある日、家族旅行の予定があったが、エヴァンは急遽仕事が入ってしまって一人で留守番をすることになる。
雨の中、留守番をしていたら2人の女性が「道に迷った」と尋ねてくる。
親切心から、家にあげるが・・・・・
ノックノックはこんな映画!
ノックノックはサスペンス要素が強く、どんどんスリルが増していきます。
その面白さを出す重要な役割を2人の女性が担っています。
2人組の女
なんとなくわかると思いますが、この手の映画は訪ねてきた2人の女性が普通の人って訳がないんですよね。
何が目的なのか、エヴァンに必要に迫ってくるんです。
官能的な誘惑をとにかくしまくる。
そしてヤってしまったが最後、二人組に主導権を握られて大変なことになっていきます。
この映画が面白くなってくるのはここからですね。
次第に本性を現し、エスカレートしていく様が一番面白い点になっています。
色んな意味で最悪なネタバレ感想
ここからは映画の内容に触れるので観ていない人はクリックしないでください。
エスカレートというか、元々頭のおかしい二人組なのですが、物語が進むにつれてやることがえげつなくなってきます。
主人公であるエヴァンは、普通の良い人なんですよね。映画全体を通してみても、非常に優しくて家族思いで素晴らしいです。
そんな彼でも、最後の最後まで救われない展開で終わりました。
これはもはや事故ですよね。回避の仕様がありません。
めっちゃ頑張った方だと思います、可哀相なエヴァン。
でもだからこそ、根本的に頭のイカれた人間の仕業だった方が良かったんじゃないかなって思います。
2人の女は、サイコパス的要素は持っているのですが明確な犯行目的は持っていないように見えます。
ここに設定の甘さがあると、犯行の説得力に欠けますよね、面白さ半減です。
ラスト、エヴァンが土に埋められて頭だけ出している状態の時、びっくりする程「正論」を叫んでいました。
これに対して犯人は「私は善人を痛めつけて不幸にするのが幸せなんだぞぉ」とか言ってくれればそれでいいんですよ。
でもそこまでイかれている訳ではない、普通の人間的要素も持ち合わせている女二人だからこそ、正論言われたら少しは身に染みる気がするんですよねぇ。
頭イかれ過ぎてるんだったら説得できないのも納得できるんですが、なんか女二人の設定がブレている気がして・・・
ただただ胸糞の悪い映画だった気がします。
唯一、救いがあるとすれば、ラストのシーンで家族が帰ってきてましたよね?
あの時、まだ地中に埋まっていればエヴァンも被害者だったって事、妻が理解できるんですけどね。
映画が終わった後にこそ、少しだけ救いがあるかも知れないのが、救いですね。
ノックノックの視聴方法
2020年5月時点で確認したところ以下の3つは無料配信していました。
NETFLIXでも良いんですが無料登録期間が無くなってしなったので、AmazonプライムとU-NEXTがおすすめです。
U-NEXTは月額1900円程しますが、無料期間が1か月あるのでその期間を使えば無料で観ることが出来るのでオススメです!
評価とまとめ
よくありそうな映画の展開と、あまりにも胸糞の悪い展開、説得力に欠ける設定。
正直微妙でした。
キアヌリーブスが出ていたからまだ観れましたけどね。
ただスリルを味わえる作品なので、人によっては普通に面白い映画だとは思います。
読んで頂きありがとうございました。
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