今回も「アメリカン・ホラー・ストーリー」について書きたいと思います。
アメホラもロングシリーズになってきていますね、シーズン7まで来てるとは・・・
しかし、どれも面白い。アンソロジーなので、シーズンごとに違う話が展開されるのがまた面白い。
毎回、新しいシーズンを見る度に「今までとは全然ちがうな・・・面白い」ってなるんですよね。
今回も、それです。
今回のシーズン7は「カルト」
またまた今までのアメホラとは一味違いますからね。
どんな話なのか
どこが面白いのか
その辺についてご紹介していきたいと思います。
目次
アメホラについて
一応、少しだけ触れておきます。アメホラ自体見たことがない人もいるかも知れないので・・・
アメリカン・ホラー・ストーリーはアメリカで制作されている海外ドラマです。
2019年8月現在、シーズン9まで制作が決定しています。
シーズンごとに、舞台・設定・物語の全てが全く別物のアンソロジー形式をとっています。
ちなみに今までのシーズンのタイトルはこんな感じ。
- 呪いの館
- 精神科病棟
- 魔女団
- 怪奇劇場(フリークショー)
- ホテル
- 体験談(ロアノーク)
- カルト
- 黙示録(アポカリプス)
- 未定
一つハマれば全部ハマります。
私はシーズン4の「怪奇劇場」がどっぷりハマりました。
シーズン7「カルト」のあらすじ
物語はアメリカの大統領選、ヒラリーとトランプの実際の映像から始まります。
メインの視点となるのはアリー(サラ・ポールソン)。
大統領選でヒラリーを支持していたアリーは、彼女の敗北に涙を流します。
あまりのショックに、克服していた3つの恐怖症に再び悩まされることになります。
それは「集合体恐怖症」「ピエロ恐怖症」「血液恐怖症」。
大統領選の敗北の日から、次第にこの3つの恐怖が組み合わさったような幻覚を見始めます。
しかしある夜、アリーの子供オズはアイスクリーム販売の車からピエロが降りてくるのを目撃。
そしてその夜、隣人の友人夫婦が殺害されました。
オズはピエロを目撃したとアリーに訴えますが、一緒にいた子守りのウィンターは目撃しておらず、オズの妄想だと話す。
シーズン7「カルト」は宗教+ピエロ+政治
「カルト」というタイトル通り、カルト宗教が出てきます。
そして冒頭からわかる通り、2016年の大統領選から始まるので、政治色も強めです。
それも大雑把なものではなく、トランプとヒラリーという実在する2人に焦点を当てた、非常に現実的でディープな内容になっているんですね。
現実を見ても、政治と宗教というのは深い関わりがありますよね。特にアメリカでは、秘密結社なども多く存在するので、その分新興宗教やカルト宗教なども多い訳です。
この「カルト」と「宗教」にプラスしてピエロというホラーの要素も加わります。
アメホラは全シーズン観ていますが、カルトは色んな意味で一番えげつないシーズンじゃないかなって思います。グロいし、精神的に苦しくなります。
カルトはピエロが怖い!
1話の時点で、ピエロがめちゃめちゃ出てきます。
しかも、シーズン4「怪奇劇場」に出てきた、口が裂けた”あのピエロ”も出てきます。(写真)
いや、このピエロめちゃめちゃ怖いんですよ。また出てきてくれて嬉しいけどさ・・・。
このピエロさんはほぼ1話のみの出演です。
物語全体を通して出てくるピエロ、アリーが恐怖に感じているピエロは「怖い部分を詰め合わせたようなピエロ」です。ピエロなのに頭から脳みそが見えていたり、顔がボツボツ(集合体)だったり・・・・
ちなみに私は集合体恐怖症なので、トリハダが止まりませんでした。ダメな人は注意してみて下さい・・。
宗教と政治の恐怖!
画像はトランプ派の人間が「トランプ当選」を喜びすぎてテレビに腰を振っているところ笑
シーズン7”カルト”では大きく分けて「トランプ派」「ヒラリー派」の2つが出てきます。
主人公アリーは「緑の党」のジル・スタイン派ですが、そこはそんなに膨らませていません。
それぞれにマニフェストがあり、思想というものは大きく違います。
日本って正直、選挙の投票率も良くない上に、一般人の政治に対する関心というものが非常に薄いですよね。組織票というものがあるくらいなので、背景に宗教団体があるところもありますが、一部ですよね。
アメリカは自由の国というだけあって、我が強いというか一般人の政治への関心というものが非常に高いです。それは、日本よりも宗教的な面もある上にそれが背景として見え隠れしているからじゃないかなって思います。
何が言いたいかって言うと、政治的関心と、選挙に対する思いというのが日本よりも格段に上なんですよ。
今回の「カルト」の物語で言えば、主人公アリーはレズビアンで、自然派のジルスタインに投票します。パートナーのアイビーはヒラリー派。ヒラリーがアメリカ初の女性大統領になれば、女権拡張の可能性が大いにありますよね。
しかしトランプになるとどうでしょう。女性同士の結婚が認められなくなったりするかもしれないですよね。同性愛者の多いアメリカなのではこのようなことも選挙次第で大きく変わっていくので、政治に対する思いが強いんじゃないでしょうか。
このあたりも踏まえて、過去にいたフェミニストのカルト集団なども登場します。
宗教と政治は切っても切り離せない存在なのだ、というのがシーズン7の「カルト」でわかります。
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シーズン7「カルト」を見る方法は?
2019年8月時点
アメリカン・ホラー・ストーリーのシーズン7「カルト」を配信している動画配信サービスの情報です。
1.amazon
amazonでは全11話をレンタルて配信中。
1話150円ですが、シーズン全てレンタルで1000円で観ることが出来ます。
普通に借りるより安い。これだけを見たい場合は、amazonが一番コスパが良くオススメです!
レンタル作品はプライム会員じゃなくても見ることが出来るので楽ですね!
2.NETFLIX
NETFLIXでは、1~7シーズンまでを無料配信中。
利用には、月額800円~1,800円とプランによって異なりますが、真ん中のプランで1,200円なので、まだアメホラ自体見たことないけど、全シーズン観たい!って人はNETFLIXがオススメです。
3.U-NEXT
U-NEXTではカルトは一話162円にて配信中です。
ここは月額1990円ですが、1200pt貰えるのでそのポイントで最新作も見れちゃいます。
31日間無料トライアルがあるので、入ってみて自分に合わなかったら30日経つ前に解約するって方法が良いかも知れませんね。
シーズン7「カルト」のまとめ
如何でしょうか?
カルトは新興宗教に政治、ピエロ、恐怖症と様々な要素がありますね。
いつも通りめっちゃグロい上に、カルト教団の実態的なものが見え隠れするので、是非見てみて下さい!
それでは。
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